こいのぼりについて

名前の由来

5月の青空に雄大にたなびくこいのぼりは、子供の元気な成長と家族の幸せを願う、日本人の象徴です。たくましく大空を泳ぐ姿に、希少・難治性疾患に負けずに生き抜く患者・家族の姿を重ね、名称としました。

設立の目的と背景

希少・難治性疾患は、患者さんの全体像が把握されていない事、また病気の全貌も十分に解明されていない事から継続した医薬品開発が困難であり、有効な治療の確立が遅れています。

 我々"こいのぼり"は、積み上げてきた経験や知識を結集し、希少・難治性疾患の進行を食い止め、更に失われた機能の回復を目指すための新しい治療法を開発するべく、医師・ベンチャー投資家・大学研究者・患者家族・科学者らにより設立された非営利団体です。設立の過程において、メンバーの近親者に希少・難治性疾患であるミトコンドリア病のMELASが発症した事がきっかけで、特にミトコンドリア病に集中し活動を行っています。

活動内容

ミトコンドリア病の治療には、医療の現場に複数の有望な新薬や治療法が登場する事とともに、毎日の地道な生活習慣(食事、精神心体活、サプリ等)の改善・維持が重要です。”こいのぼり”は、治療薬の研究開発と患者ネットワーク形成の2つのプロジェクトを両輪とし、ミトコンドリア病治療を目指す患者・家族とともに真に有効な治療法の確立を目指し活動します。

薬剤研究開発支援プロジェクト
1. 有望な開発候補化合物 / 治療法の探索
2. 臨床開発業務の支援

倫理審査委員会について


これまでの経緯

2009年 "こいのぼり"の活動を開始。非営利活動のなかで、希少・難治性疾患の創薬支援を進める方法について検討を始め、メンバーの近親者にミトコンドリア病が発症した事がきっかけで、希少・難治性疾患の中でも特にミトコンドリア病に着目し、薬剤開発支援のための候補化合物の探索を始める。
2010年 PRIP TOKYO(特定非営利法人 知的財産研究推進機構)のこいのぼりプロジェクトとして定期的な活動を開始(4月)。
薬剤研究開発プロジェクトとして、最初の支援候補化合物を決定する(12月)。
2011年 日本における臨床研究のための具体的支援を開始。
2013年 一般社団法人こいのぼりを設立(1月)。
支援化合物の日本での臨床研究が実現(5月)。
患者ネットワーク形成プロジェクトとして、米国ミトコンドリア病患者会(UMDF)と提携を結ぶ(6月)。

メンバー

  • 代表理事:菅沼 正司(医療法人 菅沼医院 理事長・院長)
  • 理事:稲葉 太郎(レミジェス・ベンチャーズ株式会社 マネージングパートナー)
  • 理事:渕上 欣司(三井物産グローバルインベストメント ベンチャーパートナー)
  • 監事:中村 栄作(窪田製薬ホールディングス株式会社 取締役,株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 取締役)

基本情報

名称 一般社団法人 こいのぼり KOINOBORI Associate Inc.
代表者 菅沼 正司
所在地 〒471-0808 愛知県豊田市渋谷町1-1-16
問い合わせ先 info atmark kokinobori-mito.jp
設立 2013年1月17日


個人情報保護方針について

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